今回のセミナーでは、2023年11月1日にリリースされたQuloud Version 3.0で導入された計算エンジンLAMMPSを用いた古典分子動力学計算に焦点を当てます。 LAMMPSは世界中で広く利用されているオープンソースの古典分子動力学計算ソフトで、スーパーコンピュータ「富岳」にプリインストールされており、「富岳」以外のHPCIスパコンでも利用可能です。 さらに、早稲田大学の渡邉孝信先生を特別講師に迎え、 最後に、Quemixが提供するクラウド型材料計算プラットフォーム「Quloud」を使用したLAMMPSを活用した古典分子動力学計算のデモンストレーションが行われます。 また、Quloudデモを通じて材料シミュレーションをより身近に感じていただく貴重な機会でもあります。 ご質問・ご要望等も大歓迎ですので、ぜひご参加いただきたく、ご案内申し上げます。
RIST(高度情報科学技術研究機構)様との共催で、Quloudセミナー(第5回)が下記の通り開催されます。
セミナーではRISTの吉澤香奈子氏を講師に迎え、スーパーコンピュータ「富岳」をご紹介いただきます。
「機械学習全盛の今こそ振り返る 原子間ポテンシャルの戦略」
のタイトルでお話しいただきます。
今回のセミナーは、専門家から直接知識を得る絶好の機会です。
Quloudのご紹介 / デモンストレーション
株式会社Quemix 製品開発部 部長 岩田 潤一
14:30-15:10
機械学習全盛の今こそ振り返る 原子間ポテンシャルの戦略
早稲田大学 理工学術院 基幹理工学部 教授 渡邉 孝信氏
13:40-14:30
「富岳」・HPCIにおける材料シミュレーション
高度情報科学技術研究機構 主査 吉澤 香奈子氏
13:10-13:40
開始のご挨拶
株式会社Quemix 代表取締役CEO 松下 雄一郎
13:00-13:10
アジェンダ
上智大学にて博士(理学)を取得後、上智大学理工学部特任助教や、東京大学物性研究所特任研究員などを経て、スーパーコンピュータ「京」・「富岳」の登録施設利用促進機関 / 文科省委託事業「HPCIの運営」代表機関である一般財団法人高度情報科学技術研究機構(RIST)に2015年より着任。専門は、物性理論。現在、「富岳」の利用支援業務を行なっている。
早稲田大学にて博士(工学)を取得後、日本学術振興会特別研究員、早稲田大学 講師、准教授を経て、2012年より同大 教授。専門は半導体界面物性、電子デバイス工学、計算物理。羽ばたき飛翔ロボットの開発も手掛け、2018年度 異能(Inno)vation「破壊的な挑戦部門」採択。近著に「分子動力学法と原子間ポテンシャル」(森北出版)。
筑波大学にて博士(理学)を取得後、産業技術総合研究所 研究員、筑波大学 助教、東京大学 特任講師、計算科学技術系企業 センター長を経て、2021年よりQuemix入社。2011年、ゴードンベル-ピークパフォーマンス賞受賞。クラウド型材料計算プラットフォーム、Quloudの開発者。
東京大学にて博士(工学)を取得後、マックス=プランク研究所(ドイツ) 研究員、東京大学 助教、東京工業大学 特任講師、東京工業大学 特任准教授を経て、現在、東京大学 理学部物理学科 特任准教授に就任。2020年12月より株式会社Quemix代表取締役CEOに就任。
講演者プロフィール
松下 雄一郎
株式会社Quemix
代表取締役CEO
岩田 潤一
株式会社Quemix
製品開発部 部長
渡邉 孝信氏
早稲田大学 理工学術院 基幹理工学部
教授
吉澤 香奈子氏
高度情報科学技術研究機構
主査
2024年2月27日(火)
オンライン
50名程度
無料
古典分子動力学計算など、材料シミュレーションにご興味をお持ちの方
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