株式会社Quemixの提案が、国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)の公募事業「経済安全保障重要技術育成プログラム(K Program)」に採択されました。
K Programは、中長期的に日本が国際社会において確固たる地位を確保し続ける上で不可欠な要素となる先端的な重要技術を育成するため、国が定めた研究開発ビジョンや研究開発構想に基づき、研究開発を実施するものです。
Quemixは、国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構、国立研究開発法人 海洋研究開発機構、国立研究開発法人 産業技術総合研究所ら7団体と共同で「固体量子センサによる海中磁場計測ネットワーク技術の開発」を提案し、JSTにより採択されました。
本研究開発では、磁場の絶対値を計測可能、かつ温度変動による計測誤差を自己補償可能な、ダイヤモンド中の窒素-空孔(NV)量子センサを複数配置した海中センサネットワークを構築します。さらに、得られたデータから人工物の位置を特定する解析ソフトウェアを開発します。
Quemixは、量子コンピュータのアルゴリズム開発を中心に事業を展開しており、機械学習、量子化学、シミュレーション、最適化などのアルゴリズム開発を行っています。また、量子センサ技術の開発にも注力しており、これらの技術を組み合わせた研究開発を推進しています。
この研究によって、より良い未来の実現に寄与していきたいと考えています。
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